『世界の中心で、愛をさけぶ』第10話 はるかちゃんってば痩せすぎ…(T-T)
ご存じの通り泣きっぱなしなんですけど(びぃぃぃむっ←鼻をかむ音)、とうとう空港のあの場面まで来てしまったッスね…(びぃぃぃむっ)。
それにしても朔太郎=サク(山田孝之)…っていうか、山田孝之くんってば、ちょっと、ちょっと、彼って天才?(いいすぎ)ってくらいに素晴らしいっ。あの魂の抜けたような表情、亜紀=アキ(綾瀬はるか)の死を思い、ひとり声を殺して泣く姿にぐっ…と来てしまう。
そして、私が今回で一番好きなシーン「…私…死んだらどうするの?」「担いで戻ってくるよ」「…重いかも…」「…いいよ」「…腐るかもっ」「…アキは、そのまんまでいいんだよ」
…電車のホーム上でアキを見つめるサク@山田くんの目が、とても透き通っていて、それまでの迷いをキッパリと捨てたサクの感情が、アキへの静かで深い愛情が、ちゃんとこっちに伝わってきたよ…うわあああん。゜(T0T) ゜。
アキから渡されたテープに入っていた「一度しかない最期なら…私…世界で一番…青い空が見たい」それを聞いた日からサクには本当に苦しい日々だったよね。アキの希望を叶えてあげたい、でもアキの周りの人たちを悲しませることになる、もしもの事があったら全て自分の責任…もうどうしていいかわからない状態だったよね、サク。何度もアキに「本当にいいの?」と聞いたり、谷田部先生(松下由樹)に相談したり、家のお金盗みそうになったり…。17歳のサクには本当に荷が重かったろうに…。
今回もサクの父親・潤一郎(高橋克実)や母親・富子(大島さと子)の、サクへの気持ちがとっても素敵だった。息子が何しでかすかわからないのに、だけど自分の息子を信じている、だからあんな風に送り出せるんだよね…。サクのご両親はホント最高ですよっ!!!(T▽T)そしてそんなご両親に育てられたから、サクはいい子に育ったんだよねぇ…うわあああん。
そしてアキの両親・真(三浦友和)と綾子(手塚理美)もアキを信じている。だから、アキの残したテープを聴いて、そしてアキが戻ってくるのを待つんだね…。テープを聴いた真の「これは自殺ですか?」という問いに「反抗期です」と答える先生がステキだ。
雨風が強くなってきたから、映画版と同じように台風により欠航になるのかと思ってたら、違ったね。しかし、あれだけ何度もアキが倒れているんだから、普通は空港の職員が駆けつけてくるんじゃないの?それをただ黙って見ているなんて、ちょっとあり得なくね?…ってすこーしだけ展開に不満ありなんだけどさ。
まあそんな小さな不満も、サクに抱かれながらアキが言った「ここ…ここ天国だもん」「好きよ、サクちゃん」で一気に号泣して忘れた(泣笑)。映画版のサク@森山未來くんは「助けてくださいっ!!」って叫んだけど、サク@山田孝之くんは「…助けて…助けてください…」ってつぶやく…。
きっとサクは、周りの人に助けを求めているんじゃなくて、アキを連れて行こうとしている何者かに、一生懸命頼んでいたのかなぁ…。
いよいよ次回は最終回だね。現代の朔太郎=サク(緒形直人)と明希(桜井幸子)、一樹(仲條友彪)はいったいどうなるんだろう…。そしてアキの灰は…。