同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『H2』第9話 相変わらずいい顔するよね〜山田くん

「…サク?」わかってはいましたが、前半はまさに比呂(山田孝之)=朔太郎(世界の中心で、愛をさけぶ)でしたね(弱笑)。
さくら(七瀬なつみ)を失ったことを受け入れられない比呂。全てがむなしくて何も手に付かない比呂。
…うーん、アキを失った時のサクそのものでした。いや、むしろそんな山田くんも好きなんですけどね(自爆)。


で、後半はやっぱりあの、ひかり(市川由衣)とのキャッチボールが秀逸。頑張りすぎているひかりの心をほぐすために、昔遊んだ空き地でキャッチボールをする比呂。
慰めの言葉も励ましの言葉もかけないで、ただ静かになつみの想い出を語りながらキャッチボールをする比呂。その時の比呂のひかりを見る目…ああ、なんという優しい眼差しでひかりを見るんでしょうっ!!
母親が亡くなって哀しいはずなのに、「自分が頑張らなきゃ」と張りつめた糸のようになっていたひかり。泣くことを封印していたひかりの心が、少しずつ少しずつほぐれていき、その後ふたりで同時に見たなつみの幻。くぅー、泣けるよー(涙)。そして振り向いたひかりの目には温かな涙がこぼれてました。これってひかりの心が溶けた瞬間だよね。
その後は何も話さなくても分かり合えるふたりなわけですよ…はぁ…。やっぱ一緒に過ごした年月っていうのは重いものなのねぇ。想い出も一緒、楽しいことも哀しいことも一緒だもんね。


そんなふたりをじっ…と見つめる英雄(田中幸太朗)。自分にできなかったことを、比呂が簡単にやってしまう。自分がひかりの彼氏なのにっ!!
…むーん、やっぱり英雄の入る隙はないんじゃないの?このふたりの間には、愛とか恋とかという次元とは別の大事な、大切なモノがあるんだよねぇ…はぁ。
愛とか恋とかだったら、もっとわかりやすかったのに…。英雄も春華(石原さとみ)も、面倒くさい奴らを好きになったものだよ。