『エンジン』第6話 リタイヤ続出

うーん、うーん、うーん…（うなり続ける）。お友達のみなさんがリタイアし続けるこのドラマ…「そんなことないよっ!?面白いよっ!?」と引き止められない自分が哀しい（微笑）。

なんだかふつーのドラマになっちまいましたねぇ…。春海（戸田恵梨香）の「結婚するっ!!」「高校辞めるっ!!」ってのも突拍子もなかったけど、彼氏・トシくんのヘタレ具合も最初から見えていたしね。「風の丘ホーム」の誰もが「トシくん」の名前を覚えないのにはウケましたけど。

「（自分には）将来あるし」という、どーしようもない彼氏の言葉に怒りを抱いた次郎（木村拓哉）が、彼氏の乗ったバイクをバスで追いつめる（これも危ないが）だけで、自分では手を出さなかったことには驚いた（あら、次郎って結構大人なんだ…と思ったよ）。
彼氏・トシくんのヘタレ具合と、自分のことのように怒ってくれる次郎の行動を目の当たりにした春海が「もっといい男を捕まえる」と言っていつもどおりめでたく完結…ではなかったんですねー。
なんと春海に好意を持っていた（？）大輔（石田法嗣）が、トシくんに対して怒りの鉄拳っ!!…つまり暴力事件を引き起こしたんだよねー。あーあ、次郎がやらなくても結局こうなっちゃったわけですね。
もちろん「風の丘ホーム」を面白く思っていない、芦川よしみ率いる周辺住民たちがそれを見逃すわけ無いわけで、それが「風の丘ホーム」存続の危機にっ!!!…ってことになるわけだ…ふーん…（ふーんて）。

今回は元一郎（堺雅人）の"悪い顔"をタップリ拝めましたね（笑）。高校生の恋愛に対して「今のうちに潰しておかなくてはっ!!」…って（汗）。策ですか？謀議ですか？
しかし元一郎さんには辛い日々ですねぇ。保育士としての自信と経験に基づいた提案が受け入れられず、なーんの経験もないちゃらんぽらん次郎の活躍を見せつけられているわけですから。元一郎さんにとっては、自分の居場所が無くなる恐怖感とかありますよね…あれっ？なんかデジャブ感あるんですけど（笑）。
隣でオットがぼそっと「…このままだと脱走しちゃうよ」と言っておりましたが、未だエプロン姿の山南さんに慣れないワタシたち（違）。

ところで、春海の母親役の国生さゆりちゃん…17歳の娘がいる役なわけで（涙）。NHK朝ドラのノリピーといい、確実に時は流れているんだねぇ…はぁ（遠い目）。