同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『瑠璃の島』最終回 じんわりと泣いた

なかなか素敵な最終回だったじゃないですかっ。瑠璃(成海璃子)が母親・直(西田尚美)と島を出て行った時は「だけど瑠璃がみんなに黙って出ていくはずがないよな…」とは思ったけれど、自分で考えて教育委員会に行ったなんてビックリした。瑠璃ってそんなに鳩海島に残りたいと思っていたんだねぇ…。
あの行動と言動はねー、勇造(緒形拳)と恵(倍賞美津子)にとっては本当に嬉しかっただろうな。瑠璃の子供らしい素直な気持ちが聞けたわけだし、もちろん瑠璃だって勇造と恵夫婦のところに来たからこそ、心の平穏を取り戻し子供らしくなれたんだものね。いやー、ホント良かったね、瑠璃ちゃんっ!!、て言いたいですよ(笑)。
高原(竹野内豊)が鳩海島にすぐ戻ってこないのも、それでもいいかな〜と思えた。ああやって離れて暮らしていても、海がつながっているように心もつながっているんだから。新垣(平泉成)に「キミはもう島の人間だ」と言われて、高原も嬉しかっただろうな。
最初の印象では瑠璃がもっと鳩海島で暴れて(笑)、毎回毎回大変な状況になるようなドラマかと思っていたんだけどそうでもなかったね。島や住民の問題に沿うように瑠璃の気持ちを丁寧に描いていた。高原はそんな瑠璃が迷った時や落ち込んだ時に、大切なことをそっと教えてくれる大事なオブザーバーになっていたよね。
勇造・恵夫婦は最初から最後まで同じスタンスで瑠璃を見守り、瑠璃が島に来たことによってさなえ先生(小西真奈美)が劇的な変化を遂げた。最初に思っていたよりももっと素敵なドラマになりました。
それと、コブクロの「ここにしか咲かない花」が流れるタイミングが最高に良かった。この曲は心にずーんと来るよねぇ…。おかげさまでずいぶん泣かせていただきましたよ…ははは。