『白夜行』第3話 やっとだよ、亮ちゃん

松浦（渡部篤郎）いいねぇー。笑いながら首を絞める男、笑いながら「自首しちゃいなよ」「自殺しちゃいなよ」と言う男・松浦。渡部サン、むちゃくちゃハマっとります。
そしてまた松浦に小突かれる亮司（山田孝之）が情けないんだ、コレがっ（涙）。同情できないくらい情けない。松浦が「殺人犯の癖にいい人ぶっている」みたいなこと言ってたけどまさにそう。雪穂（綾瀬はるか）と比べるとまったく覚悟ができていない。亮司の7年間はな〜んもしないで、ただただ過去を後悔して過ぎていったんだろうな。
だからこそ雪穂（綾瀬はるか）の怒りも当然で、亮司の弱気な発言黙って聞いている時も「私が一生懸命考えているのに、ナニこいつ？」みたいな表情だったもんね。松浦が言っていたとおり、共犯者とするには危なすぎる亮司です…。
で、我らが情けない兄ちゃん・亮司も、教会で暴れまくる雪穂を見て、やっと自分がやらなければいけないことに気がついたわけで。今までたったひとりで耐えてきた雪穂のことを、幸せにしてあげられるのは自分だけだと思ったんだ。そして神様ではなく唐沢雪穂に誓った亮司。今後亮司は、雪穂の影となって生きていく覚悟をしたのね。しかし「レッドバトラーになる」にはちょっと「？」だったけどね。
そして次回からは、表の世界で輝いていく雪穂と、それを支えながら裏の世界で生きていく亮司という図式になるのね。いよいよ篠塚一成（柏原崇）も高宮誠（塩谷瞬）も登場して、役者が揃ったって感じだわ。