同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『ゴンゾウ』第9話 うわあああああああ

 つ・な・が・っ・たーーー!! と、2週続いてフォント祭するくらいワタシが大興奮していることをお伝えいたしました(笑)。
 だってだって、スゴクねーーーーっ!?(byとろサーモン・村田)。もなみ(前田亜希)事件と3年前の杏子(池脇千鶴)事件とが「この世界に愛はあるの?」で繋がってしまったダヨ!(超興奮)。早苗(遠野凪子)の話を聞きながら、表情の変わっていった黒木(内野聖陽)と同様に、ワタシも鳥肌立っちゃったよ…マジで。
 もなみはもなみ自身が事件に関わっていたわけではなかったんだ…。もなみは自分がどうして殺されなければならないのか、まったくわからないまま亡くなってしまったんだね。歪んだ「代理殺人」。犯人が自分の行動を正当化(?)するための理由付けなのか。「キミのために殺した」「キミが望んだから殺した」「それなのに裏切るなら報いはある」。この破綻した感情がめちゃくちゃ怖いデスヨ。
 やっと鶴(本仮屋ユイカ)が自分のやったことに気がついた。それも佐久間(筒井道隆)が黒木の潜入捜査をリークした人間を捜し出そうとしてくれたおかげだよ。しかし鶴ちゃんは踏んだり蹴ったりだよね。犯人に利用されるために生かされて、そして今度は犯人自らが鶴ちゃんに近づいて親しくなり結果としてまた利用された…。自分がリークしたことにより、黒木が危ない目にあった。鶴ちゃんとしてはいたたまれないよなぁ。だから今度は寺田(綿引勝彦)と共に、犯人に近づいたんだね。犯人が使った食器、DNA鑑定と指紋照合のためかな。でも、ラストで鶴ちゃんも言われてた「この世界に愛はあるの?」…鶴ちゃん!だ、大丈夫かいな!(汗)。
 犯人、やっぱりあの若僧・乙部(内田朝陽)だった。この世界には、なぜ?どうして?それはおかしいよ?が通じない人もいる。あんな爽やかな顔をして、普段は人に誉められる行動をして、そして別の顔をして人を殺めることもできる。しかも決して衝動的ではない。緻密に計算して自分に疑いがかからないように仕向ける。警察に誤情報を与え別の人間を犯人に仕立て上げる。もちろんその人間を消すことも忘れない…。すんごく頭良いんだろうな。次回、彼の殺人の動機や自己弁護を聞くのが怖い気がするよ。
 そして黒木。ええと、ああやって毎晩ロシアンルーレットやってる…の…?(汗)。しかも2発!。毎晩三分の一の確立で?(ぞぞぞ…)。黒木はそうやって生かされているわけか。引き金を引いても弾が出てこないってことは「まだ死ななくて良い」「まだ早い」そう言われていると思ってるんだね…これって相当病んでいるよね…。あの妙な浮かれ具合と怪しく光る目。理沙(大塚寧々)との会話中も黒木の目はどっかに逝っちゃってたよね。精神科医なら目を見ればヤバイってことに気がつくだろうに。たとえ気がついていても、黒木への自分の感情が先にきちゃってどうすることもできなかったのかもしれないな。
 次回は最終回。寂しくもあり、秀作に相応しい見事な最終回を見せて欲しいというわくわく感もあり、ちょっと微妙な感じ(笑)。ホント素晴らしいドラマだったなぁ…あ、まだ終わってないか。