『BOSS』第二話 格好良すぎだぞい

　どこまでも格好いい大澤絵里子（天海祐希）。漢だし無駄なドジは踏まない。そこを崩さないから捜査や犯人がちょっと"アレ"でも見ごたえ充分なのよね〜。
　最初の神（浅利陽介）の行動、多分警察無線を聞いてネットに書き込んだんだろうなとは思ったけれど、写真もあったからそこがわかんなかったの。まさか現場に一番に駆けつけて写真撮ってたなんて！すごいぞ神！ネットなんかに書き込んでいる場合じゃない。スクープ連発のスーパー記者になれるぞ！………って、いやいやいやちょっとそれは（汗）。だってさ、警察に一報が入るってことはその現場付近には第一発見者がいるってことだよね。仮に運良く（笑）いなかったとしても、現場が外ならまだしもベットの隙間に落ちてた女の子の部屋に神はどーやって入ったのだ？…とか、絵里子の部屋にまんまと入り込んだ偽警官・神に憧れる神（野村宏伸）のあの神コスはどこから出したの？的な、あの偽警官そんな荷物持っていた？的な（トイレで着替えてメイクしてたってのも笑ったけど）。そーいう"アレ"なことは、絵里子の格好良さで相殺されてまぁイイかなって（甘）。
　2話目でも各部下が絵里子に懐かないのはいいかもね。もちろん彼女の実力は認めているから、絵里子の指示や命令に背いたりはしないから見やすい。認めているけど懐きもしないってサバサバしていていいな。それって、絵里子に敵対心を持っているトリオ・丹波博久刑事部長（光石研）と参事官の屋田健三（相島一之）と捜査一課係長の小野田忠（塩見三省）も同様かも。憎まれ口は聞くけれど、絵里子の案や意見もちゃんと聞く的な流れ。誰も無駄に絵里子の捜査を妨害したりしないからそれも見やすい。このままの流れで行って欲しいわ。
　ところで絵里子のガテン系彼氏（丸山智己）って、絵里子が刑事だって知らないんだね。以前、男のことでキャリアを棒に振ったって言ってたでしょ。てっきり、彼氏は事件の関係者かと思ってたんだ。警察関係者が、事件の関係者と深い関係になるのは確かNGなんだよね。でもそうなら絵里子が刑事だって知らないと不思議だもんね。男のことでキャリアが…ってのは、彼のこと？それとも…。原因は何なんだろう、気になるぞよ。