『ぼくの妹』第五話 ますます興味深い！

　えええーーーっ？！もしかしてこのまま楓（長澤まさみ）と九鬼（千原ジュニア）がイイ感じになっちゃうのーーーっ？！…に、似合わない（酷い／ジュニアごめん）。
　面白いなぁ、この展開。櫻井さん（大滝秀治）が九鬼の父親なのかもなぁ…ってのは何となく思っていたけれど、それにしては歳がいっているなぁとも思ってたから、ホントに父親だったのにちょっとビックリした。そしてそれを盟（オダギリジョー）に告白しちゃうし。
　盟はあの日、仕事中の里子（ともさかりえ）とぶつかってしまったことで、運命の歯車がいきなりグルグルしだしたんだよね。詐欺に遭いそうになって、殺人者にされそうになって、嫌がらせされて、借金900万払えって言われて、櫻井さんを死なせるなって言われて、その上櫻井さんの秘密まで聞かされて…。なんとも理不尽なことばかり降りかかってくる盟。
　でもさー、なんか盟も楓も、里子や九鬼に本気で立ち向かってないよね。逆に何だかんだ言って、その理不尽さを受け入れている感じがして面白いのよ。だって、盟がちらっと言っていたけれど、名誉毀損で訴えれば終わるような事じゃん。九鬼から受けたいやがらせや恐喝まがいの内容を、警察に暴露すれば済むじゃん。でも、盟はそれをしない。盟も楓もこの理不尽な事柄から逃げないんだよねぇ…。
　やっぱこのドラマ変わってて面白いよ。そして美しすぎる兄妹を見る度に「はぁぁ…二人とも顔小さい、手足長い…」とため息と共に呟いているよ、ワタシ（しつこい）。あ、そーいえば盟は「手術」って上手く言えてないよね（笑）。言いにくいなら「オペ」にすればいいのに、っていつも思うのよ。