同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『白い春』第六話 ストラップて(爆)

 わははははははははーーーーー!なんだあのストラップ(涙目)*1。欲しいけれど付けられないよ(笑)。いやー、本編見終わって「コミカルなんだけど、なんだか切ねーよー」と思っていたらあの告知だもん。ぶふぉっ…って感じ。コーヒー飲んでいなかったのが幸い。
 いやでもマジで春男(阿部寛)と康史(遠藤憲一)のシーンは、お互いに辛い現実がありながらもちょっとコミカルで微笑ましいんだよね。あの喫茶店のシーンはすごく良かったなぁ。康史、やっぱり引き止めちゃったもんね。ふたりとも悪い人じゃないんだよ。だからこそなお切ない。
 パン屋で働き始めた春男。ちゃんと4時に起きて、刑務所での決まり事なのか、使った寝具をキレイに畳んで整頓。洗い物も並べ方も超几帳面。もともとそーいう性格なのか、9年間の懲役で身についたものなのか。
 春男が真面目に仕事をする気になったのは、生きていくためというよりも、娘・さち(大橋のぞみ)のためなんだよね。さちに本当のことを伝えたい訳じゃない(今のところはね)、でもさちに対して自分も恥ずかしくない生き方をしたいと考えたんだ。
 鉄棒での逆上がりのシーンもすんごく良かった。サポートしてよと頼まれても、さちには触れられない春男。康史が言った「汚れた手」という言葉が、春男に重くのし掛かっているんだ。実は春男って根はすんごく真面目で不器用なんだろうね。ヤクザだったりしたけれど、真理子(紺野まひる)のために組を抜けようとした。その条件(+800万)である殺人もきっちりやってしまった。ちゃらんぽらんさがどこにもないよ。うん、阿部ちゃんに合っているなぁ。
 そしてさちがとっても可愛い。ポニョの時はそんなに思わなかったけど、ここに来て俄然可愛く見えちゃって。阿部ちゃんも言っていた(@いいとも)「普通の子」というのが良いのかもしれない。表情に嘘がない気がする。春男の服を掴んでぴょんぴょん跳ねるさちの可愛さったら、逆上がりが出来てぱぁ〜っと明るくなるさちの表情ったら、もう!もう!(唾)。
 いやー、良いドラマですなぁ(老人)。これから気になるのは、さちに春男を取られちゃった感じの栞(吉高由里子)の行動と、自分の思惑(自分とさちがどんなに素晴らしい親子なのか春男に見せつける)通りにならない康史の行動。春男は自分からは本当の父親だって事さちには言わない気がするので、これ以上可哀想な目にはあって欲しくないんだよね…。

*1:「アベアー」