同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『Q10』#1

 いいねー、うん、イイ。このドラマはマジで期待通りかもしれない。んふ、んふ、んふふふふふふふふ…(嬉しすぎ)。
 木皿泉さんの描く世界、緩やかな日常の中にある、ちょっとした悪意とかさらっとした正義とか、本質を突いている何気ない会話とか、淡々と描かれる不可思議な出来事とか、映像から届くメッセージとか、ワタシすんごくスキなんだー。決してテレビ的ドラマチックな演出はないんだけど、でも実際はとってもドラマチック。
 そして、キャスティングがまた絶妙ですね。主人公・深井平太(佐藤健)。たけるん、すごく良かったんじゃないでしょうかっ!。今時の普通の男子高生かと思いきや、幼い頃からの病が彼の心に微妙に影を落としているのだね。たけるんの線の細さが上手い具合に生きている役だと思った。
 ほとんど前宣伝見ないでいたから、脇を固める役者の豪華さに驚いた。主人公のクラス担任・小川が爆笑田中だったり、その母親が白石加世子さまだったり(贅沢っ)、ロボットという特殊な異物を穏やかに日常に溶け込ませる役まわりとして、工学博士・柳栗子(薬師丸ひろ子)がいたりして、練られた作品だなー。
 クラスメイトや友達にも期待大。この1話目、特に目をひいたのは、同じ病を抱える友人・久保武彦(池松壮亮)だなぁ。上手い、上手すぎるっ。ううう(←唸る)。そんなに長い出演時間じゃなかったのに、窓から下を見ている時のちょっと嬉しそうな笑顔と、Q10前田敦子)を見つめる優しい目がものすごい印象に残ってしまった。あきらめと現実と希望を抱える穏やかな少年でした。いやはや何なんでしょう、この子は…このごくごく自然な演技は…。市村鉄之助めー!(古)。
 他にもバンド少女っぽい山本民子(蓮佛美沙子)も何かやらかしてくれそうだし、実はイイ奴なんだろう的な影山聡(賀来賢人)←日暮里だよねw、そして初回から異彩を放っている中尾順(細田よしひこ)←また危なそうな役でw嬉しいぞよ。
 いやー、毎週土曜日、楽しみすぐるーーーっ!!!。きゃー(嬉しい悲鳴)。