飲まない妻はこう思う
どうも。ワタシら夫婦も来年結婚 20周年を迎えるわけで、よくここまで保ったなぁって感慨深い。職場結婚だったので、やってる仕事も一緒だったし(結婚後もしばらく)、子どもがいないので遊びもごはんもおやつを食べるのも何もかも「ふたりで」が基本。(ワタシは特に)友達が多いわけでは無いので、オットは【オット・親友・姉弟・同僚】など、ワタシに関わりある人間関係のほとんどを担ってます。
ええと、オットのこともちろん好きですよ。好きじゃなきゃこんなに長く一緒に暮らせない…って、今回はのろけを書くつもりっ?!たるみさんとうとうアタマオカシク…?!って思ったでしょw。いやいやいや、結婚20年も経とうとしている初老夫婦ののろけを書きたいわけじゃないッス。みんなそんなもの見たくもないだろうし(笑)。
違うの。好きなのは「酒が入っていないオット」なの。そう、素面のオットなのだよ。ワタシが下戸なのはみなさんご存じだとは思いますが、その分オットは酒スキーです。現在は19年間の学習がやっと身について、いったん身体を壊しかけたこともあり、最低でも週1、良い時で週3は休肝日設けられるようになりました。ヨカッタ、ヨカッタ。しかしその分飲む時は結構gdgd…(遠目
ワタシは仕事ができる人と人の話をきちんと聞く人と歌が上手い人が好きです(何その好み)。オットのそこに引っかかった(引っかかるて)。ワタシが思う「仕事ができる人」というのは、理論的で効率よく物事や人を回し、感情に振り回されず協調性があり、同じ失敗を繰り返さないこと、なのではないかと思うのですが、素面の時はそれが普通にごく当たり前にできるのに(一緒に仕事する人にもそれを望むのに)、いったん酒が入るとその要素が全て無くなってしまうのはどういうことなのか?! このひと別人?別人なのっ?ワタシが好きなオットはどこに消えてしまったのっっ?!…と毎回思うわけです…。※ちなみに酒を飲まなくても家庭内生活については「仕事ができない人」になってしまう不思議もあります…ま、それは次回の課題として…
今はオットも歳を取ったので昔ほど頻繁では無いけれど、たまに飲みに行って深酒になると、家に帰ってきた時には(これも、こんなんでよく帰ってこられたなぁとも思うのだけど)一切話が通じないただの酔っ払いになる。何を話しても一方通行。何言ってるかわかんない。話すだけ、怒るだけ自分が損なわけです。なんというか、とても不思議。だって次の日の「何も憶えていない」という状況が怖くないのかと。記憶が無いその間、自分が何をしていたかわからないんですよ?空白の時間ですよ?人にものすごい迷惑かけているかもしれないし、殴られているかもしれない、転んでいるかもしれないし、何か無くしているかもしれない。もしかして犯罪に巻き込まれて…?(ゾゾゾ)そんな状況、ワタシには耐えられないよ。後日笑い話にできるってすげぇ太いな(神経 …体型も?)と思うんです。
飲み会の時は出がけに「先に寝ていていいよ」って言うけれど、そんなこととてもできない。ベッドに入っても眠れない。帰ってくるまでひたすら待ってますよ。だって心配だから。何しでかしてくれるかわからないもの。実際いろいろとあったし…無くした物も数知れず…(遠目)。大体ね、優しく介抱してあげたって冷たくしたって蹴ったって(え)そんなの違いはないのです。だって本人にその時の記憶がないんだもんw。忘れてるから感謝もされず、つまり優しくしたてもそれこそ優しくし損なのさ…ふっ…。
書くとキリがないのでアレですが、とにかくワタシは昔から酔っ払いが苦手すぎて、そんな時のオットにはものすごく冷たい対応をとりますが、でもやはり介抱しないといけなくて、次の日に愚痴を言っても相手は「すまんのぉ~~?(憶えていないハンパな笑顔)」なのに言わずにいられない、そんな自分もやれやれだなーって毎回思うわけです。あーあ。え?なんでそんな酔っ払いが嫌いなのにオットと結婚したのか?って?…そんなこと聞くだけ野暮って言うもんですよ、奥さんっ!(誰に)まぁ、結婚して初めてわかることって多いんですよね…えっ?お互い様?