『新選組!』-さらば壬生村- 捨助大活躍(?)の巻
前々回の号泣に継ぐ号泣、前回の大爆笑…という濃〜い内容から一転して、ちょっと「落ち着いて見ようよ」って感じの回だったので、今回はツボった点だけ。
桂小五郎(石黒賢)、うどん屋に扮してましたけど、今までまったく汁のないうどん売ってお金取ってたの?捨助(中村獅童)じゃないけど、ビックリだわ(笑)…つーか、汁無しうどんにお金払う人たちも人たちだけどね…(^ ^;A。
その捨助の刀が斉藤一(オダギリジョー) のすぐ横を飛んできて壁に突き刺さる…「…できる」ってハジメちゃん言うけど、いえいえただの偶然ですからっ!!ハジメちゃんって、実は単純?それにしても"逃げの小五郎"同様、"逃げの捨助"だったねぇ。多分捨助って何度も危ない目にあっても絶対生き残るんだろうな…新選組の最後を見届ける役目なんだろうね。
ずっとお世話になっていた八木邸を離れる新選組隊士たち。源之丞(伊東四朗)さんと雅(松金よね子)さん夫婦から、この機会にひで(吹石一恵)ちゃんと総司(藤原竜也)を引き離してくれ…と頼まれる歳三(山本耕史)@好青年(笑)。
尊敬してたり好きだったりする目上の人と接している、歳三クンの態度は、ホント大人で落ち着いているんだよね…。言葉遣いもとっても丁寧だったし、笑顔まで浮かべちゃって。そして何よりとっても格好いいしねっ…むふふ…(あれ?関係ないか)。
でもその役目を引き受けた歳三は辛いことを言わなきゃいけないわけで、ひでちゃんに「はっきり言おう、これ以上総司に近づかないでくれ」なんて言っちゃう。
ううう、歳三はここでも憎まれ役なのねん…。゜(T^T) ゜。恋する二人を引き裂かなきゃいけない立場はとっても辛かろうて。特に短い青春まっただ中の総司のことを想うと、辛さも2倍だろうに…ねぇ。歳三さん、お気持ち…お察しします(by源さん)。
勇(香取慎吾)がお幸(優香)と、永倉(山口智充)さんがおその(小西美帆)さんとうまくいっちゃって、焦る左之助(山本太郎)。 まさ(はしのえみ)に本気で告ると宣言するけど、その都度勇と永倉さんにツッコミを入れられるのがウケた(^◇^)。
「あっ、そうだ。俺思い切っておまさちゃんに打ち明けてみようかな」「もう何度も打ち明けているではないか」「今度こそ本気でぶつかってみるよ」「いつも本気じゃないか」「そうだっ!当たって砕けろだよ」「何回砕けたと思ってるんだ」わはははは。でも結局また撃沈しちゃって「桜散る〜」…ああ、いつになったら左之介の想いが実るんだろうか。
源三郎(小林隆)さんってば、前回に引き続きまたしても演技中です(笑)。腰が痛いと嘘を言って、周平(浅利陽介)を見回りに行かせようとしたり、それでも消極的な周平を奮起させるために「近藤局長は周平の前に3度養子を断っている」と嘘を言ったり…。ホント源さんって人は目立たないところで一生懸命勇を引き立て、新選組を良くしようとしているんだなぁ…。ああ、いい人だ。
源之丞さんと雅さん夫婦に、勇(香取慎吾)たちが最後のご挨拶をする場面はちょっとうるっちゃった。いろいろあったもんねー。ほうきを逆さにされたり、左之介びいきのおばあちゃん亡くなっちゃったり…。楽しかったことも辛かったことも、沢山思い出がある八木邸。勇は最後に何を想ったんだろうか。