同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『めだか』第8話 泣いちゃったよー

明日香(黒木メイサ)はすっかり良い子になっちゃったねー。せっかくたか子(ミムラ)と椎名先生(原田泰造)が頑張って理事会に掛け合って育英基金が下りたのに、父親の借金のせいで夜逃げ同然に町から姿を消さなきゃいけなくなるなんて…。゜(T^T) ゜。だけど、決して悲壮感はなく、たか子と出会ったことでこれから頑張る気持ちが生まれたっていうのはすごく嬉しいよ。家庭環境が良くなくて、嘘ばかりついて憂さを晴らしていたあの明日香が、たか子の家で女子高生らしく、のびのびと楽しそうにしていたのがとってもせつなかった…。
それにしても椎名先生の過去、結構ディープでした…(-_-;A。熱血教師だった頃の椎名先生、自分のクラスにいた不登校の生徒を放っておけなくて、なんとかしようと毎日会いに行き、やっとその子が登校できるまでになったのに、たまたまその子の相談を聞かなかった日にいきなり自殺されちゃうなんて…それはショックだよね。しかも何が何だかわからない時に、他の生徒から「椎名先生が相談に乗ってやらなかったから自殺したんだ」なんて言われたら……。
たか子が赴任してくるまで、椎名先生が生徒のことを無関心だったってのは、仕方ないことかもしれない。だって「また自殺されたら…」と思うと、恐くて恐くて生徒の相談になんて乗れないもんね。すごく真面目な先生だってことでしょう。でも、椎名先生は教師を辞めることはしなかった。そしてたか子と出会ったんだ。昔の自分のように生徒に体当たりでぶつかるたか子を見ていて、椎名先生も少しずつ考えが変わってきていたのに、そんな時に自分を責めた生徒から連絡があって、情緒不安定になっちゃったのね。うんうん。
だけどまたしても国見先生(浅野ゆう子)が助けてくれた…「最後まで責任を持てなかったら、中途半端に係わるべきじゃなかったんです」と後悔している椎名先生に、静かに優しく国見先生は言ってくれた「もし…何もしなくても同じ結果になっていたとしたら、そしたらもっと悲しかったんじゃないですか?例え力が及ばなくても、椎名先生はその時出来ることを精一杯なさったんでしょ?それは決して無駄ではなかったんだと思いますよ」「…目黒先生ならきっとそうおっしゃるでしょうね」くぅ〜、国見先生、格好いいっ!!浅野ゆう子さんのギリギリまで押さえた演技だからこそ、心に響くのね。
塩生姜ラーメンを食べていた拓(瑛太)は、たか子が椎名先生の話ばかりして少し面白くなさそうだったけど(笑)、結局たか子のために椎名先生にけしかけるようなこと言ってくれて…。いいのかな?そんなことして…なんだかたか子と椎名先生上手くいっちゃうかもしれないよっ!!でも、拓は基本的にいいヤツだから、たか子が困っていたら放ってはおけないのよね、うふふ。
明日香のたか子への感謝の手紙、椎名先生にプレゼントしたネクタイ、そしてクラスメイトへの手紙、この流れはすっごく良かった。明日香の事情を口で説明するよりもずっと気持ちが伝わったよ。そして前の教え子に会った椎名先生が、その教え子から「椎名先生のような教師になりたい」って言ってもらえて本当に良かった!!椎名先生がしてきたことは間違いじゃなかったんだよねっ!!わーい(≧▽≦)。(←すごく単純なヤツです、ワタシ…。)
さて、今回の「桜木拓(瑛太)胸キュン同盟」提出レポートですが、塩生姜ラーメン食べながらちょっとむくれている拓も可愛いけど、明日香のことをクラスメイトに伝えている時の泣きそうなたか子を見つめている顔が、とってもせつなくてgood!!!
あとおまけで、椎名先生が前の学校でつけられたあだ名を言いそうで言わなくて「なんですか?教えてくださいよ」とたか子と笑っているシーンは、見ていて微笑ましくてgood!!一緒にニヤニヤしちゃったよ(笑)。は〜ら〜だ泰造ですっ♪は好きじゃないのに、椎名先生がどんどん格好良くなってきているのは危険信号!?