同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『87%−私の5年生存率』最終回 あっさりと…

晶子(夏川結衣)の腰の痛みについては何事もなかったかのような終わり方でしたね。うふふ、ドラマ見すぎて深読みしすぎだったってこと?うーん。


とても爽やかにマスコミの前で全てを発言した黒木先生(本木雅弘)でしたが、正十郎(細川俊之)の製薬会社が作った新薬…ってことで、やっぱり父親も娘・百合(押田恵)の死に関係してたわけですね。
寅ちゃん(橋爪功)は全てを知った上で黒木先生を雇い入れたというスタンスで、その事件とは無関係だったわけですか。
医師免許剥奪を阻止した寅ちゃんの背後は、実はもっと複雑なのかと(医学界の重鎮とか)思っていたので、アッサリしたものです。


結局2年間の医療活動停止ということで、海外に行くことになった黒木先生と杉山先生(古田新太)。いきなり心の負担がなくなったのか、杉山先生はしゃぎすぎです…(汗)。いたずらっ子のような(古田さん独特の)目が、今までと全然ちがうよ(笑)。最後の「新聞〜」の台詞はアドリブだった方に2千点賭けます。


蒼太(川口翔平)が中学生になっちゃっいました…ち、小せぇ。しかし学ラン姿に「…この子、格好良くなるわー」と青田買い感情が芽生えたワタシは、たっぷり危険ですかね…そうですね(反省)。


江梨子(相川七瀬)はちょっと下手だったね…。苦悩に満ちた顔ばっかりで、台詞も結構一本調子。七瀬ちゃんには荷が重かったんじゃないかと…。
弓子(杉田かおる)は良かったね。さすが天才子役からきただけあって、杉田さんは上手いですよ。セレブになったことで、仕事減らすのかと思ってたらそうでもないし…。バラエティにも出て欲しいけど、これからも名脇女優としてドラマに出て欲しいなー。


いろいろ書きましたが、しかし丁寧に創られた良作だったと思います。乳がんについてのわかりやすい説明や、保険、治療方法、掛かる費用など、いろいろ知識も増えたし。
終わり方は思ったよりアッサリしていたけど、乳がんになってしまった晶子にそうそう不幸が降りかかってくるわけでもなく…というより、最終回に向けて、無理矢理不幸を作らなかったことを、逆に評価してもいいかもしれないですし(なんせ救命の方が…(汗))。
新薬開発によって引き起こされた事件と、晶子の病気のこととの交わりが浅かった気もしますけど、見続けて良かったと思う作品でしたよ。うん。