同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

 『西遊記』第1話 ううーん

月9、掴みはゲスト・幻翼大王(木村拓哉)からですか(笑)。悪役ってことで木村くんも嬉しそうだったけど、セットとか見ているとスマスマ?とか思っていまいち入り込めない感じ(汗)。隣のオットは「これ隠し芸(英語劇)じゃないの?」と…あああ(泣)。幻翼大王と孫悟空香取慎吾)との立ち回りはやっぱりスマスマっぽくて、木村くんをゲストで呼んだことが逆効果になっちゃったような気がして残念だった。
とにかく、終始怒鳴ってるような悟空の台詞が聞いていて辛いッス。すっごく力入れて喋っているから、これは慎吾ちゃんも疲れるだろうなー。で、もひとつ、ラスボスを倒す前の悟空の口上(ではないが)がイヤだったなぁ。まさか毎回あーいうことを悟空に語らせる(怒鳴らせる)つもりなのかな…。
悟空たちが敵の妖怪を懲らしめる理由を、あんな風に台詞で説明させないとダメなのかなぁ。仲間たちと旅をしながら少しずつ変わっていく悟空の気持ちって、表情や行動だけで見せていった方がスマートだと思うんだけどね。今回だって、岩場で自分が壊してしまった鈴を見て、出会った時のお師匠さんを思い出しているシーンだけで十分だったもの。
始まる前から楽しみだった、悟空と沙悟浄内村光良)と猪八戒伊藤淳史)のおバカな3匹の掛け合いも、まだスタートしたばかりって感じであんまりウケなかっただよ(せっかくウッチャンなのに)。強いて言えば三蔵法師深津絵里)の小ボケがちょっと可愛かったかな。夏目雅子さんとはまた違った可愛い三蔵法師で、深津っちゃんは良かった。あ、老子(大倉孝ニ)はイイね〜。好きです老子の目泳ぎ演技(笑)。
物語としては勧善懲悪・一話完結だから見やすいけど、それにしても悟空に「なまか(仲間)」って言ってたくせに、緊箍児(キンコジ)付けるなんてお師匠さんも酷い人だなぁ(違)。
まだ1話目だからこれから化けていくのかもしれないけれど、このままの(怒鳴りまくり)路線なら見るのはちょっと辛いかも…。もっと全編ナンセンスにしちゃって「素晴らしい台詞」「心を打つ台詞」なんて一切無しにするか、逆にシリアス風にしてちょっとだけボケるって感じか、もう究極にして欲しかったなぁ。どうにも中途半端感が残念。