同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『有閑倶楽部』第1話 うーん、うーん、うーん…

 男山が男山だった!。一番似てた(え)。その他は…うーん、うーん(脂汗)。前にも書いたと思うけど、ワタシはこの原作にはそんなに思い入れはないんですの。巨匠・一条ゆかり先生は大好きだけど、マンガ『有閑倶楽部』に関して言えばそんなに好きでもないんだよね。だから逆にドラマにして面白ければいいじゃん!とかちょっぴり期待なんかして見ちゃいまして。で、見終わった結果、ドラマとしてまったく面白くなくて来週からどうしよう、という状態です…はぁぁぁ。
 原作の登場人物たちに似ている・似ていないといえば女子の部、剣菱悠理(美波)と白鹿野梨子(香椎由宇)はいいかも。美波ちゃんって可愛いねぇ。目と口をばっくり開けてびっくり顔でも、口いっぱい食べ物を頬張った顔でも可愛いから驚いた。黄桜可憐(鈴木えみ)はちょっと細すぎて豊満さが無いのが残念かな〜。
 原作との比較なしに見れば、美童グランマニエ田口淳之介)は面白かったし、田口くん自身が美童を楽しんでいるように見えたのでこっちもニンマリ。隣で見ていたオットが「田口くんって(演技)上手いの?下手なの?」と聞いてきたので「これが田口くんなの」と答えましたが、イイんだよね?(笑)。あと、菊正宗清四郎(横山裕)はどーしても歌番組での前に出てくる横山くんがよぎるので苦笑しつつも、でも逆にこーいう役も意外と悪くないんじゃないかしらん?とも思った。関西弁じゃない、声を張らない、冷静な横山くんはなかなか可愛かったもの。あれは清四郎か?、と言われるとうーん、と唸るけど(汗)。だけど『拝啓、父上様』の時夫(秀逸)とはまた違った役柄で見られたのは良かったかも。苦悩する役とかダークな役とかも是非見てみたいぞ。
 そして、松竹梅魅録(赤西仁)。うーん、魅録をどう捉えてあーいう演技にしたんだろうか。各キャスト、それぞれが極端な役だから、逆に魅録は大げさにせずにいつもの自分っぽくしちゃったのかなぁ…。だけどさっぱり魅力が感じられない魅録でした。赤西くんのこと好きなんだけど、なんか見ていてどーにも辛かった。本人、演じていて楽しんでる?とか余計なこと思ったり。うーん『anego』の黒沢明彦の方が断然格好良かったなぁとかね。
 全体的には、富豪の集まりという割には要所要所で安っぽい感があったり、ダンス大会があんな体育館なのかよ!という残念な感じもあったりして、キャストにお金かけて他は手を抜いたのかい!と(笑)。場面場面のぶつ切りっぽい編集もちょっと見にくかったし、ストーリーもテンポ悪く感じてしまった。このままだと、赤西くんも田口くんも横山くんもスキー!という気持ちだけで見続けられるかちょいと微妙なところです。とりあえず次週も見てみようとは思ってますが…うーん、うーん…。