『薔薇のない花屋』第1話 とうちゃんが欲しいっ!!!
えーと、この先ストーリーがどうなったとしても(え)、汐見英治(香取慎吾)と娘・雫(八木優希)の親子シーンさえあれば、このドラマを見続けることができると確信したことをここにご報告いたしますっ!…って言い切れるくらい、慎吾ちゃんのとうちゃんが素敵すぎてまいりました。しかもまたしても天才子役登場で、世の中は天才子役で出来ているのかと(違)。このふたりのシーンを見ていると「ああ、ワタシも慎吾ちゃんに育てられたい…」「懐に入れてくれ…」と間違った方向に行っちゃうくらい、親子の愛に溢れていて良かった。殺人者でも留学生でも金狼でも局長でもサルでもとうちゃんでも、何でもこなせる慎吾ちゃんってやっぱ凄いよ。
で、肝心のストーリーですが、まだ良くわかりません(笑)。全体的にリアルさがあまり感じられないような印象。台詞にしても行動にしても、なんかちょっと霞がかかった感じって言うのかな。ファンタジーっぽい?現実感が無い?…うー、的確な言葉がないなぁ。
花屋『フラワーショップ雫』を営む英治の前に突然現れた白戸美桜(竹内結子)が、実は盲目のフリをしていたってのには驚いた。でも、美桜が安西輝夫(三浦友和)の命令で英治に近づき、英治から全てを奪い取るという任務のためわざわざ盲目のフリをする必要性って…?。その任務を遂行するだけなら別に目が見えないという設定じゃなくてもいいのではないかと。だって普通に花屋で雨宿りすればとりあえず知り合えるじゃん。それとも何か目が見えないという設定にしなければならない思惑があるのかな…。あ、もしかして野島さん脚本だから?(違)。
工藤直哉(松田翔太)の登場もなにか不自然だし。英治が困っている直哉を見捨てられずにお金貸すのは良いとして(でも初対面だけどなぁ)、なぜいきなり居候させてくれと?そして英治はなぜそれをあっさりと許す?。うーむ、出演者の皆さんが口々に言ってらした「謎がちりばめられている」というよりも、どちらかというと変わった人たちのファンタジーっぽいお話って感じ。合間に挟まれる英治のひとりツッコミだけが現実感あるかも(笑)。