同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『最高の離婚』ここまで

 見ている最中は結構笑ってんだけど、見終わった後に心になんか引っかる感じがずっと続く、面白くて楽しいんだけどちょっと辛い気持ちも味わう深いドラマだと感じる。1週間、何かの折に触れてはドラマ内台詞が頭に浮かんだりしてギクってなったりw。
 まず嬉しいのは、光生(瑛太)、結夏(尾野真千子)、灯里(真木よう子)、諒(綾野剛)、このキャスティングで転けなかったこと(笑)。こんな、今をトキメク若手実力役者たちを集められただけでも単純にすごいと思ったのに、しかも面白いなんて!!。
 ホント、キャスティングだけじゃないんだよねー。練られた脚本(台詞)、演出、それぞれの人物描写、そしてエンディングまで全て素晴らしい。骨まで食べられるドラマww。そして淳之介(窪田正孝)の登場で、ますます期待感が増してます!。
 1話目くらいは光生のアノ性格にげんなり、その身勝手な思い込みと行動にうんざりしていたけれど、ここまで見ていて光生の不器用さ、タイミングの悪さが可哀想でたまらんよ(涙)。光生と結夏夫婦、どっちかっていうと光生側のワタシ(え?いや、どっちかって言うと、だよ?)。あんなに極端ではないにしろ、ワタシもA型だし、見えるとこ(だけ)はきれい好きとも言えるし、出したら出しっぱなし、開けたら開けっ放し、汚したら汚しっぱなしには断固イライラするしね。
 光生の生き方の下手さ加減は、見ててホントにイライラするけれど、自分にも似たようなところがあるとも思って辛くなったりもする。でも『自分がやられてイヤなことでも、人はイヤだと思うとは限らない』ってことに、長い時間がかかったけど気がついたんだよね…。汚れていても別に気にしない人は、汚れているのがイヤな人のことも特に気にしないのだ。だからそのことにイライラしたりするのは時間の無駄なのだ!。それを光生に教えたい(笑)。ところで、言わなくてもいい事を言っちゃう光生だけど、人の話を聞いているようで聞き流す術を持っている諒とはナイスカップルになるのではないだろうかww。
 結夏の言う「あなたは自分しか好きじゃない」はどうなんだろう。その度合いはどう測るべきなんだろうね。光生が愛おしんでいる盆栽やおばあちゃんのことはどうなんだろう。結夏の好きな人の定義はわかる。どんなに(その人に対して)イヤなことがあっても、嬉しいことがあったり美味しい物を食べたりした時に一番に好きな人のことを思う。それはそう。でも、そう思わなくても好きは好きかもしれんよね。
 楽しそうにパスタを食す結夏と淳之介、なんとなく考え方が似た感じのカップルなのかな。このふたり、その後どうなるんだろう(ワクワク)。
 ワタシはどんなに「女として賢い」と言われても、灯里のようにはできないな。問い詰めますよ、ワタシは。言ってはいけないことをいっぱい言いますよ(光生化)。だって「最後には帰ってくる」なんて、そんな自信は持てないもの。諒のようなふわふわした夫を持つと、心配で心配で四六時中見張ってるかも(迷惑)。たまらんよね。
 さて、婚姻届が出ていなかったことを知って、灯里の行動が変わるかな。それにしてもあの愛人の、諒の周りにいる女を潰していく知恵、パねぇ(白目)。