『誰よりもママを愛す』第1話 うーーん

今まで正和さんのパパモノってイマイチ心惹かれなくて、あまり見たことなかったんだけど…やっぱ正和さんは正和さんでしたね（ってオイ）。いや、いいんですよ。そーいう役者さんなんだもん。
日曜の9時ということで、とってもステキな家族が描かれていましたぜ。ベテラン主夫であるパパ・嘉門一豊（田村正和）と、敏腕弁護士のママ・嘉門千代（伊藤蘭）は、ラブラブすぎてちょっと引くわってくらいだけど（しかもパパは周りにはた迷惑だよ）、お互いに幸せそうだからまぁイイか（笑）。
長男のようなおねえちゃん・嘉門雪（内田有紀）は男の前では必殺・ブリッコウーマンだけど、実は気が短くて喧嘩っ早くて漢な娘。長女のようなおにいちゃん・嘉門明（玉山鉄二）は、女性関係に関してはちょっと優柔不断っぽいけれど、心優しくいつも笑顔で人と接する（でもちょっとソッチのケがある？）家事も手伝う見事な息子。そして、ボク・嘉門薫（長島弘宜）はまだまだガキだけど、最終的には親の言うことを聞く素直なよい子。
一人前の大人の娘と息子が同居していてしかも毎月家にお金を入れて、みんなでパパの作ったご飯を食べて、家族の問題には一丸となって立ち向かう…あまりにも素晴らしすぎて涙が出ちゃう、だって女の子だもん（バキッ…うー）。
特に目新しさも感じないし、もしこのままのスタイルで行くのであればもう見なくていいかなぁ…とか思うんだけど、でも隣人・津波こずえ（小林聡美）の出演シーンだけは捨てがたいっ！（くーっ）。久しぶりに見る引きの演技の聡美さんがたまらなくイイ。無愛想で髪の毛ボサボサで服装も怪しすぎるこずえ。でも、ペラペラうるさい正和さんと、妙にテンションが低いこずえのギャップが超心地いい（笑）。
…もしかして今後も問題解決のシーンになると、こずえが必ず確信のひと言を言うんじゃないだろうか…って読んでいるんだけど…どう？。
そして、忘れちゃならないのが予告でチラッと登場した、ピンコ（阿部サダヲ）。オカマってことだけど、ソッチのケがありそうな明とはいったいどーいう関係なのかっ！。飛び道具っぽい使われ方だけだとつまんないよね。それと、山下（劇団ひとり）ってのが誰っ？って俄然興味津々（笑）。
次週は薫のいぢめ問題とかあるから見たくない気持ちもあるけれど、やっぱピンコと山下、そしてこずえさん目当てで見ちゃうだろうなぁ。