同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『新選組!』-政変、八月十八日-やっぱダークサイド歳三ラヴ("▽"*)

~いとしき友はいずこに この身は露と消えても 忘れはせぬ熱き思い 誠の名に集いし遠い日を あの旗に託した夢を~~~♪と正しい歌詞をれいこ(id:pippi)さんに教えていただいて(ホント感謝っ!)、しつこく口ずさんでいるワタシですが、「うるせぃっ!いい加減にしねぇと…切腹だっ!」とオット筆頭局長より沙汰がありそうな予感がする今日この頃です(…もうダメです)。
ところで、総司(藤原竜也)はいつ(真っ当な方へ)戻ってきてくれるのでしょうねー(遠い目)。相変わらずの潤んだ目が、少年と大人の狭間で"もがいている感"を出しているよねー。まぁワタシとしては別にひでちゃん(吹石一恵)の求愛には応じなくても一向に構わないんですけど(ヒドイ?)、以前のように平助(中村勘太郎)とじゃれ合ったり、永倉(山口智充)さんたちに可愛がられたりしている総司が見たいんだよなー。そーいえば江戸を出る時歳三(山本耕史)が「俺が総司の面倒を見る」って言ってたんじゃなかったっけ…?歳さん、少しは総司のこと気にかけてやってよぉー。芹沢鴨大先生(佐藤浩市)とお梅ねえさん(鈴木京香)に翻弄されている総司を見るのはもうイヤなんだもんっ!ぶうぶう(-ε-)。でもお梅ねえさんの白い肌を見つめる、総司の切ない表情は、ちょっと良かったかも…(でへへ)。
勇はどうしてあんなに芹沢センセを庇うんだろうか…。芹沢センセがやっていることは、どーしようもなく悪いってことなのは百も承知なはずなのに、会津藩広沢さま(矢島健一)から「芹沢をどーにかしろ」と言われても、歳三や山南さん(堺雅人)から「(鴨を)排除しよう」と言われても、頑固に鴨を庇う勇…。「芹沢さん抜きの浪士組など俺には考えられない」という勇に対して、「それは逃げだ。あんたひとりで組を背負っていく覚悟が無いんだ」という歳三。ああ、そうか。まだ勇には局長としての責任の重さを受け止めるだけの自信がないのかもしれないね。だからこそ「芹沢鴨」という看板が勇にはまだ必要なのか…なるほどね。ところで歳三のセリフ「ダメだ、こりゃ」の後に「ちゃんちゃんっ♪」って言ってしまったドリフ世代は多いと見たっ(笑)。
松平容保筒井道隆)、今回は長ゼリフあり(ウロウロしながらだったけどねw)、勇との近すぎる(笑)ツーショットあり、孝明天皇中村福助)とのアイコンタクトあり、で、なかなか見せ場が多かったですなー(^_^;)。でもなんか本当に頼りない殿様って感じで、本当にそんな性格だったということで演じているのか、どうやっても頼りなく見える筒井くんだからなのか(笑)、それは良くわかりません。
山南さん「土方くんは随分ご機嫌のようですが…」わはは、ご機嫌って。「うれしいねぇ…ようやくあの桂小五郎石黒賢)を京から追い出すことができるんだ…考えただけで笑いが込み上げてくる」ホント歳三は暗黒面(ダークサイド)顔して嬉しそうににやけていたよ…。そんな歳三を複雑顔(口が台形になってる)で見つめる山南さんがgood(笑)。桂小五郎うんぬんより、戦=喧嘩ができるから嬉しいんじゃないの?歳三。ハジメちゃんこと斉藤一オダギリジョー)もなにげに話を聞いているよね(^^)。
勇を囲んで、山南さん、歳三、新見さん(相沢一之)の首脳会談(?)、山南さんが「私はいささか薩摩のことが気になります…狙いがわかりません」と言い出すと、その後を次いで新見さんが「(薩摩は)本当に帝のことを思ってのことなのか。長州を追い出して京の実権を握りたいだけじゃないのか。その為に会津藩を利用した…薩摩の考えそうなことだ」と言い、間髪入れずに山南さんも「もしそうなら会津は薩摩と長州の勢力争いに巻き込まれたことになります」と続ける…わおっ!なんてよどみのない連係プレー。頭の良い山南さんと新見さんは、同じように時勢を読んでいるわけだね。歳三はぶっちゃけ「(どことでも)やっちまえばいい」論(笑)なのですけどね。うーん、新見さんは惜しいね…惜しい人をな(自主規制)。あーあ、ホントもったいない…。
浮き足立ってる総司に、ぴしっときついことを言ってくれたのは、一匹狼狂犬ハジメちゃんだっ!("▽"*)。「局長が言っていたことまだ気にしてるのか…局長はあんたが人を斬って、はしゃいでいたからたしなめた…人を斬るのはそんなに楽しいもんじゃない」ううう、ハジメちゃんの口から「局長」と出てくると、ゾクゾクっと嬉しくなるワタシは変ですか、変ですね(T▽T)。ハジメちゃんにとって人を斬るということは、ご飯を食べることと同等なんだと知った初夏の夜…。

『お花畑』警護のため出かけた御所の門前で、会津藩から「帰れ」と言われてしまう勇たち。押し問答の末、結局芹澤センセのご登場ですよ。やっぱり見せつけてくれましたっ!「精忠浪士組筆頭局長芹沢鴨会津候の命により、お花畑にまかり通るっ!!」…うん、カッコイイよお、芹沢センセ。こーいうところはさすがだなーって思うね。この人は自分の見せ場を知っているんだよ。こんな芸風(笑)今の勇にはないもんねー。ああ、ホント己の間違いを正してくれさえすれば…(T-T)。
まぁ結局は戦にならなかったんだけど、雨の中びしょ濡れになりながら『お花畑』の警護を続ける局長芹沢鴨近藤勇の姿はなんだか哀れだったね。その姿を見ながら、未だ会津藩から壬生浪士組が認められていないことをハッキリと自覚した歳三は、とうとう決意しましたな。「山南さん、腹は決まったぜ。俺は壬生浪士組を変える」「どうします?」「まずは会津藩の信用を勝ち取る…その為には俺は…喜んで修羅の道に踏み込んでやる」きゃーーー(≧▽≦)歳さまーっ!!…わかりました。ワタシも腹を決めますっ。今後どんなに歳さまが非情の人になってしまっても、ワタシは歳サマにずっと、ずっとついていくことをっ!!(壊)
そして自らダークサイドに行くことを宣言した歳三を、黙って見つめる山南さんとハジメちゃん…。ああ、なんて素敵なシーンなんでしょうかっ!!言ってみればアナキン・スカイウォーカーを見つめる、オビ=ワン・ケノービとヨーダのようなもんでしょうか…全然違うか(-_-;A(残念っ)。