同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『白夜行』第1話 うわああああ

見終わった後、なにかずっしりと重たいモノを背負わされた感じで暫く動けなかった。見応えありすぎますた…(疲労困憊)。初回の2時間は素晴らしい作品だった。この満足感は、これはこれでひとつの完成された作品だ、と言われても全然OKかも…。
とにかく雪穂(福田麻由子)と亮司(泉澤祐希)の演技力に圧倒され続けた2時間だった。なんなの?あの天才子役たちはっ?!。逆に演技力ありすぎると、あまりにもリアルで見ていて余計辛いんだよね…。
父・洋介(平田満)がやっていることを目撃してしまった亮治、目に一杯涙を溜めて「…何をしているの?」と父親に問う表情には身震いした。自分の父親が自分の好きな女の子に…っ!(泣)。見たことを信じたくない気持ちと、絶対に許せない気持ち、そんな一瞬の感情を見事に表現していた。
そして、自分のために父親を殺してしまった亮治を暖かく包み込む雪穂の手、凶器のハサミを亮治の手から取って「殺ったのはわたしだよ」と笑う雪穂。ああ、なんて哀しい笑顔なんだろう(号泣)。この時に雪穂は、自分が亮治を守ろうと、罪をひとりで被ろうと決意したんだね。
しかしこの子役たちは、この悲惨で過酷な状況を全て理解して演技しているの?。こんな辛く哀しいシーンをよくまぁ…ううう(←おばはん)。もちろんラスト近くの雪穂からの手紙に、見事に泣かされたワタシでございます…。降参っ。
子供たちの演技力も素晴らしいけれど、刑事・笹垣(武田鉄矢)もお見事だった。だって怖いんだもん、目が、表情がっ(泣)。顔をくしゃくしゃにして笑う金八スマイル、だけどその目は笑っていないんだよ。むしろ睨んでいるよ…こ、怖っ。あんな恐ろしい刑事に問いつめられても、決して動じない雪穂も強すぎて切ないッス。この子はまだ11歳なんだよ(涙)。
次週からはいよいよ亮司(山田孝之)と雪穂(綾瀬はるか)編だね。この天才子役たちに負けないように頑張って頂くしかないッス(応援)。既にワタシは、横断歩道で笹垣を見つけた亮治の、暗くて孤独な目の表情にやられてしまいましたが(ぉいっ)。これから毎週、暗く切ない表情の山田くんを見られるかと思うと、もうっ!(その視点かよ)。