同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『ロス:タイム:ライフ』第1節「カメラマン編」 面白かったー

 “人生の最期にロスタイムが与えられる”好きだわー、こーいうテイスト。死を扱っているけれど決して重々しくなく、だけどそんなに軽くもなく、主人公が右往左往しながらもラストに向けて心が穏やかになっていき、最後はじんわり心に染みいる…みたいな。『美女缶』好きにはたまらないドラマでした。それをまた中山春彦役の瑛太くんが上手く伝えてくれたから、よけいじんわりときたというか、このところバラエティでの瑛太くんのぽよよ〜んとした表情を見ちゃったので、その落差でもやられたっていうか(笑)。
 とにかく審判団と実況の設定にやられた!。いや面白いわ。サッカーに例えたロスタイム。うん、そうなると確かに審判は大事だよね。予告では何のことかさっぱりわからなかった主人公と審判団が一緒に走っている場面。なるほど〜、彼らは主人公=選手(笑)の最期の時まで、試合終了のホイッスルを鳴らすまで、ずっと一緒にいるんだね。だから選手が走ったら走る、選手が迷ったらそっと指示を出す(じーん)。そして選手が自分の状況を第三者に話したら、笛を吹かれてイエローカード。イエロー2枚貰うとタニシに生まれ変わるってっ!わははははは(涙目)。資料映像まで挟み込まれるんだもん、凝っているよねー。ところで、一発レッドカードだとどうなるんだろう。ロスタイム無しでさようなら、ってことになっちゃうのかなぁ。だけど実況は途中でなくなったよね。後半の心にず〜んとくる流れが実況ありきだと台無しになるからかな(笑)。
 主人公の中山春彦(瑛太)、自分があと4時間くらいで死ぬという状況を結構冷静に受け止めていたけど、今後の主人公たちもそうなのかしら。最後の最後に、岩田百合子(吹石一恵)の娘・ライカが自分の娘なんたと知った春彦の穏やかな表情が良かった。そしてそれを知ってもジタバタせずに、ライカに大事な宝物を渡して去っていったのね…くすん。でも、死んだ瞬間に赤ちゃんの泣き声がしたってことは、瞬時に生まれ変わったんだろうか…?。助けた妊婦さんから生まれたりするのかしら、とも思ったんだけどそれは違ったよね。