『薔薇のない花屋』第4話 なかなか重い話だぞよ
そっか…やっぱ英治(香取慎吾)の少年時代は相当過酷だったようで…。省吾(今井悠貴)のこと、昔の自分を見ているようでどうしても放っておけなかったのね。親からのネグレスト、小野先生(釈由美子)に説明する英治があまりにも淡々としているから余計辛い気持ちが伝わってきたよ。そして、そーいう風に育った子供は、大人になってからの方が大変だと。子供の時分に理不尽に受けた傷が元で心に棘が生まれてしまう、と。んー、ここんとこにまだ語られていない英治の過去がチラチラと見えてきたかナー、って感じ。
安西院長(三浦友和)の話によると、娘(本仮屋ユイカ)は英治に捨てられたということになってますよね。子供を身ごもったとたん連絡が取れず、そして亡くなるまで会いにも来ず、娘は英治を愛していたけれど英治は娘を弄んだだけだと言い切ってました。英治の台詞にも「恋はできるけど愛することはできない」というのもあったしね…。
あ、疑問がまたひとつ。どうして安西夫妻は雫(八木優希)を引き取ろうとしていないのか。愛する娘の忘れ形見なのであれば、絶対に手元に置きたいはずだよね。なのに、今はまだその辺に触れてない。英治に打撃を与えたいのであれば、愛だの恋だの以前に、公的に雫を取り上げてしまうのが一番なのに。あえてその作戦には出ないのはなぜ?。んー、雫の出生に関しても深読みしちゃいそうだ。
だけどなんでビデオレターなのかなぁ。彼女はなぜいつもビデオレターを英治に送っていたの?。英治の仕事が忙しいから逢えなくても仕方ない、みたいなこと言ってたけど…。ワタシは英治も会いたくても会えない状況にあったと読んでいたんだけどなぁ。塀の中にいたとか。それはちと安易かしらん。
ウザい女認定・美桜(竹内結子)、今回はそんなにウザくはなかったかな(失礼)。急にしおらしくなってましたが。なんていうか、気持ちがコロコロコロコロ変わる子だよねぇ。んで、先週の予告でやっと偽盲目がばれるのか!と思わせておいて、オチはアレか…。まだまだ引っ張る気ですね…はー。あ、ところで盲目設定の理由は?。
追記:ふ、と思ったんだけど、雫のかあちゃんがビデオレターで言っている「キミ」ってホントに英治のことなのかな。安西院長が思い込んでいる娘の日記に出てくる相手ってホントに英治のこと?。突き詰めると雫のとうちゃんってホントに英治?…。実は英治は彼女と本当の彼氏の近くにいて、ふたりのことを良く知っている人物だった。だけど自分のせいで彼氏を死なせてしまい、その後彼女も亡くなってしまったので、贖罪のためそのふたりの娘・雫を育てている…なんてことはあり得ないか…フフ。深読みしすぎて迷走中(病)。