『ぼくの妹』第一話 えええーーーっ？！

　ラスト驚愕！それまで「駄目な妹を一生懸命支える兄ちゃんの兄弟愛ストーリーだわ」「おお！？兄ちゃんにもLOVE展開？」「なんか上手く行きすぎの予感が…」「騙されているとわかっていながらも希望を捨てない兄ちゃんなんだねー」「もしかしたら改心した里子とその後…？」なんて思いながらゆったりまったりと見ていたので、いきなりのあのラストで「ちょ！？そんな展開？」「そんな内容のドラマだったの？！」ってオットとわらわら（笑）。
　いやー、まじでビックリした。でも（ドラマからの）こーいう裏切られ方は嫌いじゃない、むしろ好き（マゾ）。兄妹愛を描くほのぼのストーリーなんだろうなと勝手に思ってたから、まさかサスペンス要素ありとは気がつかなかったよ。公式には「謎が謎を呼ぶサスペンス要素をちりばめつつ、深い絆が胸に沁みるヒューマンドラマ」ってあった…そうなのか。
　次から次に問題が起きる。二人っきりの兄妹である外科医の兄・江上盟（オダギリジョー）とお金儲けに走る妹・楓（長澤まさみ）。まずは楓、家賃滞納で失踪かと思ったらキャバクラ勤務でしかも金貸し→エリート盟は学内で陰湿ないぢめに合ってる模様→楓は弁護士瀬川（田中哲司）と不倫→盟、里子（ともさかりえ）とメイクラブ、そしていきなりの里子の金の無心→楓、危ない奴らに監禁されるも盟が助ける→電話で話す里子の横に不気味な（笑）男（千原ジュニア）→楓と瀬川が里子を調査、やっぱり詐欺っぽい展開→盟と里子が屋上で話す→里子が屋上から転落して死亡→楓、現場から立ち去る………いや〜こうして書いてみるとホントすごい展開（汗）。
　どうして里子は転落したんだろう。自殺？殺人？。なぜ楓は現場にいたんだろう。不気味な男は里子のなんなんだろう。盟の大学での立場はどうなるんだろう。ああ、興味が尽きない…うふふふふ（←嬉しいらしい）。
　普通（？）のオダジョもステキ。ちょっとヘアスタイルは普通…じゃないかもしれないけれど、白衣が似合ってますぜ。気が強くて生命力溢れているまさみちゃんも良いのでは？。終始怯えている役（ラスフレ）よりも似合っている気がするしね。これは見逃せません。