『ホタルノヒカリ2』第4話

　イイねぇ、うん、イイ。このドラマって、ホタル（綾瀬はるか）のアホ可愛いところとか、ホタルと高野ぶちょお（藤木直人）との絶妙なやりとりとか、見ていてニマニマしちゃう部分も良いんだけれど、でもそれだけじゃない。
　一見どーでも良い事柄が実はとっても大事なことにつながっているんだよね。前回のゴーヤもそうだったけど、今回の「ラブラブ」も。導入部分ではゲラゲラ笑えるんだけど、そこに含まれた真実が見えてくると、その描き方が上手すぎて唸る。
　ありがちなパターンには持っていかないところが好きだわー。見ているこっちがイライラするような男女のすれ違いとか、聞けば済むことを聞かずに破局、とかはないのがイイ。
　小夏（木村多江）とぶちょおの寝姿にショックを受けるホタル。でもそのショックの理由が小夏とぶちょおの仲を疑ったからではなくて、自分にはできない「ラブラブ」感を見せられてのことだったなんて。
　そして、ぶちょおが小夏のことを言わなかったのは、自分にとって小夏は「どーでもいいから」。それをちゃんと説明するぶちょおがイイ。
　ホタルが瀬乃（向井理）とのことを言ってないのも、ホタルにとって瀬乃の存在が「どーでもいいから」なんだろうな、とぶちょおも気がついていると思うし。
　二人はお互いのことホントに理解してるんだよね。ある意味できすぎたカップルなのかもなぁ。これからますます飛んでくる横やりを、二人はどこまで無視できるかなぁ。
　それにしても、千夏（石井萌々果）の企みにはイライラさせられた。人の良いホタルをだましやがって、「この○○ガキーーーっ！」って思わず叫んじゃったよ。え？大人げない？…フフ。