同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『新選組!』-決戦、油小路- 逃げてよー、伊東先生、平助ぇーーーーっ(号泣)

うわぁぁぁぁぁっ!!/(T0T;)\一緒じゃんっ、観柳斎(八嶋智人)の時と一緒じゃんよーーっ!!近藤局長(香取慎吾)の真意を知らない、知ろうともしない、血気盛んなだけの若い隊士・鍬次郎(根本慎太郎)が伊東先生(谷原章介)を斬っちゃったじゃないかあーーーーっ!!!!ヾ(TヘT#)ノ
歳三(山本耕史)は「若い奴らを責めるな」って言ったけど、ワタシだったら鍬次郎は処罰の対象だねっ!あの野郎、放っておくと何するかわからないし、かわいい周平(浅利洋介)をいぢめるから、お仕置きして謹慎・もしくは追放だーーーーっ!!!ヽ(`⌒´メ)ノ…ぜいぜい…。
初めて勇と伊東先生の気持ちが交わったそのすぐ後に…ううう。伊東先生のこと、あんまり好きじゃなかったけどさっ、でも自他共に認めているくらい頭も良くて剣の腕もある伊東先生が、最期はあんな奴(鍬次郎)に斬られるなんてっ!!うわあああん。三谷さんってばぁーーっ(号泣)
「あなたは新選組だったからはじかれたのではない、薩摩や長州出身でなかったからはじかれたのです」勇の言葉を聞いていた伊東先生の顔から、今までの作った表情が消えていき、だんだん目に力が入っていく…。うーん、さすがだぁ伊東@谷原サンってば…。仮面が、勇に対する壁が、一枚ずつ剥がれていくのがよくわかるよ。
「出身を問わず、力のある者が上に立つ、それが新選組の気風です…私が望むのは…そんな世の中ですっ」聞いている伊東先生の顔はすっかり素だよ、素の伊東甲子太郎だよ…。最後に勇から「命がけで話をした」と言われた伊東先生…きっとこの時初めて勇の大きさを、懐の深さを知ったんだよね。ああ、勇も伊東先生も目が潤んでいるよ…ぐすん。
そうだよー、もっともっと早くにこうして腹を割って話していればこんなことにはならなかったのにーーっ!!なんていうか、ここんとこの新選組って、もうちょっとどうにかすれば避けられた死が多すぎるよーーっ!!
「愚か者ーーっ!!近藤先生のお心を無駄にするなーーーっ!!!」…吠えたよね、伊東先生…。その伊東先生の一喝で、一瞬は気持ちが削がれたような隊士だったけど、結局あんな奴に斬られちゃった…。ああ、本当にもったいない死だよ…うわあああん。
そして…平助ーーーっ!!!(号泣)×(号泣)×(号泣)…エンドレスだわよっ!!…。試衛館のみんなが「平助だけは助ける」という気持ちひとつで動いていたのに…。斉藤一オダギリジョー)だって、左之介(山本太郎)だって、総司(藤原竜也)だって、源三郎(小林隆)だって、みんなみんな平助だけは死なせたくなかったのにっ!!!う゛う゛う゛う゛う゛…。
「逃がす算段はつけてある」という歳三に、総司が「あいつが逃げるわけないでしょう。あなた達が思っているほど子供じゃないんだっ!!!」って言ったとおり、平助は逃げるわけがないんだよね…。それは、勇宛てに伊東先生からの手紙を屯所に持ってきた時からわかっていた事じゃないか。みんなから「もう戻るな」と言われてもその言葉に従わなかった平助なんだもん…。斬り合いの途中で、左之介から「早く逃げろ」と言われても、平助が「はい、そうですか」と逃げられるはずがないってことは、誰にだってわかる事じゃないかぁーうわああああん。
律儀で真面目で心が優しくて思いやりがあったあの平助だよ?伊東先生への恩と近藤先生への恩の板挟みに、本気で悩んでいた平助なんだもんっ…うわあああんっ。甘い、甘いよ、歳三と勇の考えはっ!!!珍しく怒ったよ、ワタシはっ!!!そんな平助の元に駆けつけたいのに自分の身体が言うことを聞かない総司が可哀想だったよ…ぐすん。
逃げられずにいた平助の前で、新選組御陵衛士たちの死闘が続けられている。呆然と見ていた平助だったけど、永倉に斬られる仲間の姿を見た瞬間、平助の中で何かが切れたんだね…。顔つきがオドオドしていた平助から精悍な平助に変わったよ…。ここで平助は己の道を決めたんだろうね…ああ、せめてこの時に勇が間に合ってさえいたら…ううう。
新選組隊士をひとり、またひとりと斬りつける…そして永倉に向かい剣を構える平助…。永倉から何度も「お前を斬ることはできん」と言われても、泣きながら凄い形相で永倉に斬りかかっていく平助が悲しくて、悲しくて…。
そしてそんな事情を知らない隊士に、後ろから斬られてしまったよぉっ!!!平助ーーーっ!!!それでも永倉に立ち向かって行く平助のその姿はもう、もうっ!!!…そして最期の一振りも永倉に止められた平助は崩れ落ちた…うわああああんっ×うわああああんっ×(以下同文)…。
またしても間に合わなかった勇に抱かれて「先生…これで良かったのですよね…」と言う平助。これで良かったの?全然良くないよーーっ!!「お前は誠の武士だ」「ありがとう…ございま…」勇に抱かれて旅立った平助…。ねぇ、それで平助は幸せだったの?誠の武士だと言われたことで、平助は楽になれたの?心静かに旅立って行けたの?こんな死ばかりで、本当に辛いよ…。
「またひとり…逝ってしまった…」源さんのこの言葉が、見ているワタシの気持ちとまったく同じで、もう、もう、もう…。
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とってもお見苦しい文章でスミマセン…書いている最中でも涙が出てきてしまって…。だって平助好きだったんだもんっ。・゜・(ノД`)・゜・。
それにしても、平助役の中村勘太郎くんは素晴らしかったっ!!所作、表情、全てに感動してしまったですよ…。あの永倉に向かっていくときの形相は演技を超えていたよね…。身も心も平助になっていることが良くわかったですよ。
ぽぽんさん(id:popon-x:20041031)が書いてらっしゃる「隈取りなんか入れてないのに、殺陣のシーンでは、見えないはずの隈取りが見えるようだった」に激しく同感っ!!なおかつ「平助が刺された時、目が…見得を切っていた」にも激しく同感致しましたっ!!ワタシもそう思いましたよ、ホントさすがです、さすがに歌舞伎界の御曹司、そして勘九郎サマの息子ですよぉっ!!!
大河ドラマ 新選組!公式サイトの トピックス『油小路事件 −八番組長・藤堂平助、御陵衛士として散る−』は是非ご覧下さい。読んでいるだけでもまた泣けてきます…ううう。
泣き疲れちゃった…(ぼそっ)