同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『雨と夢のあとに』第5話 これも密かに見ていたのだ

うわーん、泣かされたー。佐藤二朗に泣かされたー(笑)。いつものように軽〜く見てたんだけど、今回はぐぐぐっ…と入り込んでしまった。
火事でいっぺんに亡くなった、家族6人の幽霊を居候させた朝晴(沢村一樹)。幽霊とは思えないくらい騒がしくて仲良しの家族、だけど本当は父親・梅津(佐藤二朗)だけは幽霊じゃなかったなんて…。実は火事の時、梅津だけは家にいなかった…つまり彼はたった一人生き残っていしまっていたんだね。
自分を残して死んでしまった家族と離れることができずに、幽霊のフリまでしてみんなと一緒にいた梅津の辛さ、そしてだからこそ梅津を残して成仏できなかった家族たちの気持ちが哀しかったな…。
焼きそばを食べながら、一人、一人笑顔で成仏していったシーンは涙がこぼれて困ったダヨ。今回は脚本と佐藤二朗さんにガッツリやられましたー(泣)。


それにしても野中マリア役の杏子の演技がちょっと…。今までもマリアが出るシーンは結構早送り対象(スミマセン)だったんだけど、今後ますますマリアの立場が重要になってくるんだよね…うーん。
不幸な美人役をやらせると右に出る者がいない…とまで言われた(そうか?)木村多江さんですが、今回はとってもステキな役なので嬉しい。
コミカルなんだけど、実は重要な位置にいる女性・暁子役。朝晴や雨(黒川智花)を助けてくれる、隣のパワフルなお姉さんなんですよ。こういうめちゃくちゃ明るい役もいいなぁ、多江さん。