同居人日和 blog

こころ踊るドラマに出会えたら幸せ!と思う、アラ還間近のプレ主婦です。

『ガリレオ』第9話・最終回 マイッタ…

 なんじゃアレっ!?(放心)……。んーんーんー(汗)。なんていうか久しぶりにコケたというか、アレのせいでそれまでの緊張感が台無しになったというか…あ、こーいうの『華麗なる一族』でも経験したこと思い出した…がっくし。いやいや、珍しく9話とラストの研究室前まではワクワクで見ていたんですってば!。超久しぶりの草薙(北村一輝)にときめいたり、湯川(福山雅治)と木島(久米宏)の頭脳戦がどういう結末を迎えるのか楽しみだったり、今回はやっぱり最終回だからと期待度も高まっていたのに…。まぁ途中から木島の秘書・京子(本上まなみ)や梅里(升毅)の扱われ方の薄さにちょっと…とは思ったりはしていたんだけど…。
 ラストの研究室で湯川の提出したレポート(比喩)を聞き、追い詰められた木島によって満を持してお披露目されたのはっ!…えーと、アレって可愛くないロボコン?(違)。なんじゃ?!あのでかくて安っぽそうな装置はっ!?(泣)。…マジでしばしポカーン。そしてそのでかい装置に括り付けられている内海(柴咲コウ)を見たときにふと思いだしたのは、むか〜しの白黒のアニメ。正太郎くんが捕まっちゃった!(例)とか、白黒SF映画の宇宙船内部シーン…。ここでいきなり笑っちゃったワタシを誰が責められようか(泣)。ワタシ的にはここまで高まっていた緊張感が一気にぶしゅ〜って抜けた瞬間でしたね…フフ。ここにきてコントかと(失礼)。
 で、まあ百万歩譲ってアノ装置は良しとしよう(何様)。でもさー、あの装置は本物の中性子爆弾であってはならなかったと思うんだよねー。12時を過ぎて木島が窓から外を見たってことは、やっぱり本物の爆弾だったんだよね?。うーん、なんかそれって湯川にとっての因縁の木島という人物描写が薄いままで終わっちゃったような、せっかくの頭脳戦だったんだからもう少し捻っても良かったんじゃないかとか、いろいろ思っちゃったので…以下「勝手にたるみ的最終回」(笑)。
 木島からの挑戦をゲームの謎解きのようにひとつひとつクリアしていく湯川、そしてラストは内海が当てたピンクの導線を切るもタイマーは止まらずふたりは爆発を覚悟!…しかし時が去っても何も起こらず恐る恐る目を開けたふたりに見えたのは、ディスプレイ上に現れたメリークリスマスと合格点Aの表示。つまりあれは愛する京子を自分のせいで失い、そして(実は期待していた)湯川のレポートで追い詰められた木島からのちょっとひねくれたクリスマスプレゼントだった…みたいな。ラストは木島も自分の部屋でディスプレイを見ながら「メリークリスマス」とか言って画面から消えるとかさー。なんかその方がきれいに終わるしあのバカでかいだけの装置も"しゃれ"ってことになるし、そーいうラストの方が楽しかったのになぁ…なんて、あまりのがっかりさに勝手に最終回を作ってしまいました。わっはっは…は。お目汚しスミマセン。ああ、映画が心配(おぃ)。
 しかしこのがっかり感は、その後のスマスマ「語炉る」で帳消しに。んー、ナイスバトンだよ(笑)。