大きくなってから克服したこと
『プライド』じゃないけど、母親の影響ってすっごく大きいんだなぁと気づいた時があります。
ワタシはこう見えても(どう見える)小さい頃は体が弱く、小学校も結構休みがちだったのよ。(信じてない目をしているキミ、ちょっと校舎の裏側まで)
体が弱かったせいでその頃の母親の口癖はとにかく勉強よりも体のこと。
「肩を出して寝たら風邪をひく」これはねー、今もやってるかもしれない(笑)。要するに掛け布団の上に手を出して寝られない。冬以外でも『みの虫状態』です。寝相も悪くないので、みの虫のまま朝を迎えること多し(笑)。
「お風呂上がりに外に出たら湯冷めして風邪をひく」これのおかげで一時期流行った『朝シャン(笑)』はできなかった。だって朝髪の毛を濡らすなんて、自ら風邪ひきたいのか?って感じでしたから。
「水泳の後は風邪をひく」「足を濡らしたら風邪をひく」未だに冬に(室内)プールに行くなんてことは考えられない。だって帰りに絶対風邪ひきそうでしょ?(笑)。
育ったのは冬は零下になる土地だから、母親も間違ったことは言ってないと思うんだけど、そんな風に育てられると結構思いこみで具合悪くしている感もある。「ああ、こんなことしたら絶対風邪ひくっ!」っていう思いこみ。そしてそれを大人になっても引きずってるなーと思うのですよ。
なんせ朝シャワー浴びれるようになったのって、東京来てしばらくたってからだもん(笑)。
あっ、ちなみに今はどこをどう見ても健康体にしか見えません(泣)。しかし、生活習慣病がじわじわと(!)。
そう、そんな雪のある土地で生まれ育ったワタシはスキーが大嫌いでした。
高校の最後のスキー授業の帰りに、道ばたにスキー一式を「これで終わりじゃいっ!」と捨てて帰ったくらい(笑)。
理由はスキー授業です。小中高と学校の裏山がスキー授業の場で、民間のスキー場じゃないから設備ゼロ。ただの斜面に雪が降る感じ?なので新雪が降ったら最初の授業のクラスのやることはまず雪踏み!。整列して雪を踏みながら上へ移動。なだらかにして、やっと滑れると思ったらもう終了。リフトも無いから汗だくで上まで登ってさ、授業だから皆一列に並んで、すーっと滑ってまた上まで登って・・。で、次の日また雪が降ったらどっかのクラスが雪踏みをして・・って、ワタシにとってのスキーって雪踏みのこと?つーくらい(思い出が)強烈なのだ(笑)。
実際小学校一年生から肩にスキー板担いで、しかもリュック(教科書入り)背負って学校にいくんだからそれだけでイヤになる。小学校は歩いて15分ほどでしたが(笑)。
これって遊びで入ったか、授業として強制で入ったかの違いだと思うのですよ。
なんでかっていうと、東京に来て暫くしてから会社の仲間とスキーに行くことになったんですよね。嫌々スキー道具一式買って。
で、電車や車で蔵王、石打丸山、湯沢など泊まりがけで行ったんだけど、これがなんとすっごく楽しかった!。スキー板は宅急便で送っておいて、手ぶらで現地へ。リフト乗って滑って、夜は温泉で、帰りはゆったり電車で寝て。スキー嫌いが一発で治っちゃった。ただ東京在住でスキーをやるのはお金がすっごくかかることなんだって知ったけど(笑)。
授業で強制的に滑らされるのと遊びで自由に滑るのとでは全然違うってことだわ。
もちろん、授業でスキーの面白さに目覚めてその後スキー部に入って国体出場してる人とかいたし、そこまでじゃなくても、休みの日にはスキー場行ったりしている友達は沢山いたので、札幌育ちでスキーが嫌いになるワタシの方が少数派なのは間違いないけど(笑)。
なお、スキーの腕前についての質問は受け付けません(自爆)。