『神はサイコロを振らない』第1話 えええーっ?
あと9日?あと9日たったら、せっかく戻ってきたあの人たちみんないなくなっちゃうの?えー、そんなこと聞いてねーよ!(当たり前)。うわー、早く2話以降が見たくて見たくてたまりませんっ!。
1996年の8月10日に、離島から長崎空港に向かって出発した東洋航空402便が、乗客28名と乗務員を乗せたまま消息を絶った。当時、東大教授だった量子物理学者の加藤(大杉漣)は、402便が地球を横切るマイクロブラックホールに吸い込まれた、との仮説を発表。そして、2006年の2月10日に本当に姿を現した402便。その402便には、ヤス子(小林聡美)の親友・亜紀(ともさかりえ)と恋人・哲也(山本太郎)が乗っているのだ。(公式ページより)
…いやー、すごい話だわ。10年前に事故で亡くなったと思っていた人たちが、その時のまま、その姿のまま戻ってくる。だけど彼らの家族や友人は、確実に彼らより10年分歳をとっているわけだよねぇ。なんていうか、遺族(もう遺族ではないが)にしてみたら奇跡のような出来事でとても嬉しいことなんだけど、戻ってきた人にしてみれば、乱気流に巻き込まれ白い光を浴びてからほんの30分くらいしか経っていない出来事なわけで、なのに目の前には10年分歳をとった娘や兄や恋人や友達や親がいるってことで…うーん、彼らの心情としては複雑だよなー。
遺族会会長の甲斐(尾美としのり)の言っていることは正しいよね。戻ってきたから終わりなのではなくて、これからが大変ってこと。しかも9日後には…!(オーノー)。
未来や過去から来た人が、その時代の人たちを変化させてまた戻っていく…ってな話は結構読んだことある。これもそんな感じなのかなぁ。でもさぁ、この人たちの戻るところってあの乱気流に突っ込む前なの?それとも…(先読みしすぎ)。